毎日不安定なお天気が続いております。
マスク生活も定着しておりますが、この季節は熱中症など体調には十分お気を付けください。
さて今回は、どこにでも繁茂している「ドクダミ」と「蔦」のお話です。
この季節、一雨降るごとに増えていくんですよね。
ドクダミはニオイが独特で名前も「ドク」ですから嫌がられやすいですが、実は名前の由来は「毒矯(どくだ)み」で毒を抑えるという意味らしいです。
十種類の薬効があることから「十薬」とも呼ばれています。
まぁそうは言っても、管理物件の巡回時には、ドクダミ除去に悪戦苦闘しているのですが。
ドクダミは、地下茎でどんどん広がっていくために、鎌などで表面だけ切ってもすぐに復活します。
そのため、粉末系の除草剤があまり効果が無いなど、なかなか一筋縄ではいかない植物です。
そして、もうひとつの悩みの種は「ツタ」
広範囲に広がっていくドクダミとは違い、どんどん建物の上へ伸びていきますので、適度にカットしないと色々な障害が起こります。
例えば写真にあるように、エアコンの室外機や給湯器に絡み、機器の故障の原因になる恐れがあります。
また、壁に接着剤のような液を付けながら伸びていきますので、除去する際に塗装面が痛みます。
蔦は断熱効果があるとか、雰囲気のある外観を作り出すなど、その目的によってうまく利用されることもあるのですが…
不動産投資物件として考えた場合、前述のように機器の故障につながる恐れがある以上、ツタは除去すべきであると考えます。